息子「佑太朗」の誕生会に「変身!」 |
佑太朗は、2002年3月25日午後3時25分生まれ。
偶然にも、同じ数字が並ぶ。2525(ニコニコ)BOYなのだ。
家族、親戚で7歳の誕生日を祝った。
皆さんからうれしい誕生日プレゼントをいただいて、長男はご満悦だった。
なかでも、「仮面ライダーベルト」はお気に入りで、早速ベルトを巻いて、カードを入れ、「変身」を繰り返す。するとベルトが光ったり、音が出たり、声が出たりする優れものなのだ。「おお、すごいね」とか「かっこいいね」と声がかかると、調子に乗って「変身!」を繰り返す。
「パパにも貸して」とせがんだら、「パパには旧式のベルト」といって2階の自分の部屋から持ってきてくれた。しかし、子供用のベルトは、僕の腹には収まらない(笑い)。ゴムを着けてやっと装着する。そこで親子競演で「変身!」大会となり、爆笑を誘った。僕らは、藤岡仮面ライダー第1号世代だから、「へんしん、トオーっ」の世界だ。あれから40年近い月日が流れ、進化し続け、今では10数代目となっている。「仮面ライダーテバ」から「仮面ライダーディケード」に変わったことは、日曜朝8時の番組を息子とチェックしているから、よくわかっているつもりだ。
番組自体も、複雑になってきており、近年は「単純明快」な仮面ライダーではなくなってきていて、2人目や3人目の仮面ライダーも出現したりして、よく理解できないシーンも多い。善玉ぽくない仮面ライダーや主人公がいたりするから、物語を難しいモノとする。
ましてやだ、すべての特徴はカードにインプットされており、カード集めに走らせる巧みなマーケティングを展開する。昔のような「仮面ライダースナック」に入っている単純なカードではないのだ。
「ポケモン」でも「恐竜キング」でもキャラクター辞典まで発売されており、この分厚い辞典を熟読しないと、そのキャラクターの特性や得意技、弱点がわからない。息子は、いつも、この辞典を読み漁り、「得意技は、○○」とか「ネパールのカトマンズで発見」とかいって、「パパそんなことも知らないの?」と挑発してくる。
オタク系の資質十分備えている息子を見るにつけ、小学校時代カルビーの「ベースボールカード」を集めるために、毎日カルビースナックを食べていたことを思い出す。おかげで、プロ野球情報は、大人より詳しく、選手一人一人の出身校や通産打率なども知っていたマセタ少年だった。野球はそんなに上手くなかったが、めちゃくちゃに好きだった。だから、今でも野球は、チームを作ってやっている。
我が家に3月生まれが、二人。僕と息子。7月生まれは、娘と妻。3月は、早生まれで、小学校低学年くらいまで、体力の面では差があるが、その分「負けられない」という気持ちが身についた。息子にも、そうあってほしいと思う。
昨日は、大人は、宣伝PRも兼ね、「さくらワイン」と今売り出し中のフランス・ラングドックの「ピノ・ノワール」で乾杯した。子供たちは、今上映中の「釣りキチ三平サイダー」で乾杯した。巻物はYEGメンバーの「弁天」の鰻の入った巻き寿司、ケーキは、僕の同級生「グレン」のイチゴクリームケーキ。あとは、すべてママ手作りの料理で祝った。
息子は、風呂に入ったあと、寝巻きの上から仮面ライダーベルトを装着し、ご満悦状態で布団にはいった。
夢の中でも「変身」しているかもしれない。
僕は、今日これから、「花よし」で午後7時から、大曲YEGの卒業式に出席する。
いよいよ「青年」という名からのお別れである。
僕も、気を引き締めて「変身」しなくては。