大仙牛玄亭「焼肉とワインのマリージュを探究する会」 |
大仙牛玄亭と秋田ワイン協議会との共催で「焼肉とワインのマリアージュを探究する会」が午後6時30分より、大仙牛玄亭を貸し切って開催した。約30名の参加で満席となった。このセミナーには、一般からは、秋田市や男鹿市、由利本荘市からの参加もあった。講師並びに会のナビゲーターを僕が務めた。
今回のメニュは、以下の通り。9つの肉(種類・部位)を食べ比べし、僕がセレクションした6つのワインと合わせていくものだ。薬味も当日は、柚子胡椒を加え6種類とした。そして、当日は、店のご厚意により、岩手・短角牛の「巻」を追加していただいた。よって10種の肉を味わえたことになる。
大仙牛玄亭 吟味の高級焼肉メニュ
①【本日この会のためのみに用意した薬味6種】
山葵(わさび)、レモン、塩(男鹿の塩)、ヒマラヤ岩塩、タレ、柚子胡椒、ブラックペッパー
②【本日の高級焼肉9種類】
【お肉 壱の皿「白い肉」三品】
・比内地鶏
・エコ豚
・マンガリッツァ豚(ハンガリーの誇る幻の豚)
【お肉 弐の皿「牛玄亭」の定番三品】
・上タン塩
・上カルビ
・三角バラ
【お肉 参の皿「高級牛肉」三品】
・短角牛リブロース(岩手産)
・和牛サーロイン
・和牛ヒレ
・短角牛巻(岩手)
③【お食事】
・冷麺
ちなみに、当日提供したワインは、次の6種類。
①鴇(ときと)ワイングランド・ロゼ・無濾過生詰め2013
【日本・秋田県・鹿角市・このはなワイン】
②WIENER GEMISCHTER SATZ HEURIGER 2013
ウィンナー・ゲミュシュター・サッツ・ホイリガー
【オーストリア・ウイーン/ツァーヘル】
③VAT7 CHARDONNAY 2012
ヴァット7・シャルドネ 【オーストラリア・ヴィクトリア/デボルトリ】
④GEVEREY CHANMBERTIN VIEILLES VIGNES 2012
ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニョ
【フランス・ジュヴレ・シャンベルタンAC/ドメーヌ・ジェラール・セガン】
⑤SMALLFRY BAROSSA VALLEY SHIRAZ 2010
スモールフライ・バロッサ・ヴァレー・シラーズ
【オーストラリア・バロッサ/スモールフライ】
⑥AKITA SHOKOSHI SPLASH 2013
秋田・小公子・スプラッシュ 【日本・秋田県小坂/小西プロデュース】
今回は、この進行に合わせ、料理を出し、ワインを合わせていく。【弐の皿】まで全6種類のワインを提供し、それぞれとの相性をラボ的に楽しんでいただいた。マリアージュは、自らが発見してしていく作業ではあるが、ナビゲーターとして、「この組み合わせがベスト」とか「これは、絶対に合わないから、確かめてみて」といったアドバイスを加え、体感をしていただいた。
参加者からは、「こんな会は、初めて!」とか「最高に美味しい焼肉と最高のワインに感激」とか「霜降りに白ワインが絶品だったとは」などの感嘆の声が上がる。ほとんどの参加者は、「次の会も参加したい!」、「勉強になりました」といったうれしい意見が圧倒的だった。
こちらは、次回9月開催で準備を進めていきたいと考えている。
今回は、僕からもレジュメ資料を配り、KONY式「焼肉とワインのマリアージュ10のポイント」をレクチャーした。こうした話は、ブログでは書かない。それは、参加者だけのとっておきのお話しであるからだ。
その夜は、秋田県ワイン協議会のメンバーと二次会、三次会と流れ、午前様となった。不覚にも、最後の蕎麦屋では、寝込んでしまったらしい。一日に3つの講師・ナビゲーションを務めることは、少しハードワークだったのかもしれない(笑い)。