娘、可南子高校卒業! |
三年間、一生懸命に頑張ってきた。特に部活動(登山部)は、インターハイで10位と健闘した。よき友に恵まれ、よき先生に恵まれた。そして多くの人々から支えられたからこそ、頑張れる推進力となったことに、感謝である。
今日、卒業式に出席してきた。感動的だった。女の子よりも、男の子が大泣きしている。素直な子が多いなと思う。僕らの頃は、世の中に素直に迎合できない反逆の美学があって、少し突っ張ることがクールだった。だから、男が泣くという行為は、カッコ悪いものでしかなかった。
しかし、最後のホームルームで、先生から一人ずつ卒業証書を渡され、あいさつをするのだが、男の子が、素直に感謝の言葉を述べ、号泣するシーンを見て、少し感動するものがあった。ある意味で、幸せな時代なのかもしれない。「お父さんありがとう!おかあさん、お弁当美味しかったよ」などとと素直な気持ちを語る。その言葉で父兄にも「涙」の連鎖反応だった。
感動的な卒業式だった。僕は、ひたすら涙は流すまいと堪えていた。まだ素直じゃない(笑い)。反逆の美学があるのかもしれぬ。娘も、小西家のDNAか、ユーモアたっぷりの愛嬌あるあいさつで、クラスメイトの笑いを取っていた。彼女は泣かず、笑っていたのが、印象的だった。
登山部女子主将として、クラスの副ルーム長として、彼女なりにリーダーシップを発揮したこと。高校祭では、ミス曲高に人気投票で選出されたこと。インターハイ(登山競技)に2度出場したこと。高校時代の足跡を深く刻んだことだろう。あなたを支えてくれた多くの人に、ひたすら「感謝」である。
卒業おめでとう!
今春からは、親元を離れ、東京での新たな進学先での生活が待っている。大いに葛藤をし、もがいてほしい。自らのスタイルを築くために、猛烈に勉学やレッスンに励んでほしい。そして、自らを知っていく。大いに悩んで欲しい。