KONYのオーストラリアワイン見聞記その1「序章・刺激的な面々」 |
昨晩、大曲に戻りました。やるべきことが、山積しており、オーストラリアについてのレポートは、一気にレポートできるはずがありません。徐々に整理しながら、僕が書き記した膨大なメモと800枚近いi-phoneの写真と照らし合わせて、検証してまいります
ま、FACE BOOKで連日発信していたように、恐るべきハードスケジュールでした。なにせ、国土が日本の22倍ですから。アデレードとパースには、2時間の時差があり、約4時間のフライトでした。
ワイン地図上では、パース郊外であるはずのマーガレット・リバーにも車の移動で、ハイウェーをブッ飛ばしても3時間40分。大曲から郡山に値する距離です。どこが、近郊なんですか?
地表も世界最古の5億5千年前の赤土が広がってました。西オーストラリア州は、アフリカの一部がぶつかってできた土地だということも、認識しました。パースからマーガレット・リバーまでは、ほぼまっすぐな道と同じ光景。広大さを思い知らされました。
僕と同行した4人のオーストラリアワイン・スペシャリストの方々は、皆優秀で一流のポジションを持ってますから、相当の刺激を受けてきたことは、いうまでもありません。僕は、今回のスペシャリストでは、最年長(OZ=おじい)なのですが、彼等とは、いい仲間になれそうです。いずれも、個性的で我があるタイプで、しかも自信満々で、自分のアピール上手で、そのうえ実力のある彼ら。すごい面々と知り合えたことは、今回のツアーの最大の財産です。
アイウエオ順に紹介すると
尾崎裕:MDH勤務。抜群の語学力と豊富な知識。ネッド・グッドウイーンMW氏と一緒にグローバルダイニング時代世界中のワイナリーを旅したキャリアを持つ。
田嶋一茂:プリンスホテルの旗艦ザ・グランド・プリンスホテル高輪フレンチレストラン「トリアノン」シニアソムリエ。全日本最優秀ソムリエを狙う、勉強家。
東澤壮晃:北海道名寄の名店「東洋肉店」三代目社長。日本におけるオーストラリア・ラム販売の第一人者。ネット販売でラムと豪ワインを扱うスペシャリスト。
星野麗子:ワイズ・コーポレーションでシニア・ソムリエ。酒豪の異名を持つスーパーウーマン。フレンチレストランのワインを一人でコーディネイトする。
そして、僕。
小西亨一郎:秋田県大仙市「カネトク卸総合センター」三代目社長。ワインアドバイザー全国選手権ファイナリスト。オーストリーワイン大使。大学講師の顔も持つ。
以上の5名のオーストラリアワイン認定スペシャリストの面々だ。
同行のワインオーストラリアの手島代表と大津さんは、いずれも帰国子女でネイティヴ驚く語学力を持ち、ほぼ20年間英語から遠ざかった僕には、神様でした。
この僕が不在のわずか10日間に、大曲に同い年の皇太子様が訪問されたり、オウムの菊池直子が逮捕されたり、野田内閣が改造されたり、金星が太陽に映し出される世紀の天体ショーがあったり、AKB総選挙で大島優子(娘似)がダントツの圧勝でセンターをゲットしたりと、ずいぶん面白いことがいっぱいあったみたいです。
でも、僕らは濃縮度の高いワイナリー訪問、テイスティング・ミーティングで、新たなオーストリアワインの魅力を一杯に発見してきました。
このカテゴリーテーマでは、僕が感じたオーストラリアワイン、さらにはこれからの潮流など、直接、見聞きし感じたことや思ったことを、ぼちぼちとレポートしてまいります。