第8回花火鑑賞士の集い。5月19日開催! |
花火の縁で、多くの方々と顔見知りになった。花火の話題で、話に花が開く。今、花火鑑賞士は、700人を超えた。花火ネットワークも拡大し、全国に広がっている。楽しいことである。
今年は、特別講師として、新潟県片貝煙火工業代表取締役の本田正憲さんを招聘した。本田さんは、長年(社)日本煙火協会の会長を務めた業界の功労者であり、世界一四尺玉を打ち上げる日本有数の花火師でもある。僕も、大変にお世話になっている恩人でもある。
本田さんからは、「世界一四尺玉」でおなじみの「片貝まつり」についての話が聴ける。これは、出席者(花火鑑賞士)の特権である。「四尺玉」誕生から携わる本田さんの生のお話は必聴である。参加者の花火観がまた広がっていくことと思われる。
それと同時に、花火鑑賞士フォローアップセミナーを僕が講義する。今回のテーマは、「新潟の”花火と映画”」。新潟の花火を素材に、この2年間に2つの映画が上映された。「おにいちゃんのハナビ」と「この空の花」である。前者は片貝花火、後者は長岡花火がモチーフである。僕は、そのどちらの映画とも試写会招待や映画館で鑑賞しており、それぞれの映画についての感想がある。その映画の背景や花火のかかわりや描写について言及したいと思う。
よって今回の僕の講義は、技術論だけではなく、歴史観や花火文化論につながるアプローチとなる。映画で花火監修をした本田さんも交え、舞台裏の話も引き出していきたい。こうご期待ください。
明日は、その夜に打ち上げる「花火作品」について公開したい。