仙台七夕花火祭のTV生中継を終えて |
「第42回仙台七夕花火祭」。こちらは、仙台青年会議所が、40数年間に渡って、作り上げてきた事業である。しかも、青葉区という仙台の中心地、広瀬川沿いのエリアで開催される、いわば「街中」花火である。
僕は、この花火大会を鑑賞するのは、二度目。1996年にJCの東北地区委員長を担当した時以来である。
今回は、仙台放送が17年ぶりにON AIRする「ミルキーウェイ・ファンタジー!花火で宮城を元気に!~第42回仙台七夕花火祭 生中継~」という番組である。
この番組では、東京・フジTVの「めざましライブ」(お台場合衆国」の藤澤ノリマサさんのライブも盛り込み、構成された模様だ。
集合場所のホテルで、メイクと浴衣の着付け。その後、大型タクシーで、中継会場となる花火会場から400メートル離れた高級マンションの屋上へ。屋上でも、舞台セットされており、花火中継の雰囲気十分。
(司会の牧野隆志さんとディレクター打ち合わせ)
IFの会議室で、出演者とディレクターによる打ち合わせ。司会のタレント飯星景子さん、タレントの牧野隆志さん、そしてゲストの人気俳優佐藤隆太さんと僕と仙台放送広瀬アナの6名で、進行概要の説明。なんと荒天の場合のシナリオまで用意されている。さすがである。
(俳優佐藤隆太さん登場)
僕は、司会者の飯星さんや牧野さんが振ってきたら、花火に関して答えていくという役回りで、基本的にはシナリオがなく、すべてアドリブと即興性を要求される。つまり、後ろを振り返り「花火」を見ながら解説・コメントをしていくものだ。
(飯星さんは、きれいで聡明)
マンション14Fの屋上は、絶好の場所だった。しかし、僕は高所恐怖症で、その場所に慣れるまで、端のほうには近寄れない。暗くなるまで、手に汗をかいていた(大汗)。
(孫にも衣装(笑い))
本番近くなり、暗くなってきたら、高さを感ぜず、平常に戻れた。
本番では、花火の解説や花火についてのコメントする機会が思ったより多かった。ある程度、専門的観点からもお話をする。「花火の復興・鎮魂」の歴史や打上げ花火師の芳賀火工さんのことなど、また流行の点滅やパステルカラーのことなど多岐にわたり、コメントさせていただいた。
司会の飯星さんや牧野さんのテンポがよく、どんどん振ってくる感じだった。生中継であることを忘れて「話に没頭」しそうになった(汗)。こちらも、本当にいい経験と勉強させていただいた。
ゲストの佐藤隆太さんは、やはり人気俳優としての「オーラ」がある。とにかくかっこいい。キマッているのだ。三宅島を舞台にした「ロック」という主演された映画のPRもされていたが、三宅島爆発からの「復興」という観点で、この度の地震への配慮しながらお話されていた。さすがである。
番組は、1時間であったが、あっという間に終わったという感じだった。花火の構成は、さすが仙台の老舗「芳賀火工」である。バリエーションが多く、ワイドスターマインの演出には、長けている。
花火会場で、音楽つきの構成をされたら、さらに素晴らしい花火大会になろう。
本来は、出演者と一緒の打上げを兼ねた夜メシに誘われたが、8月7日は「大曲夏祭り」が開催されるため、泊まるわけにはいかず、終了後ホテルに戻り、皆様に挨拶して、大曲へと向った。
娘と約束した、俳優佐藤隆太さんのサインを忘れずに、番組終了後「台本」の裏に書いていただいた。