僕が見つけた「超美味みかん100%ジュース!」 |
今年FOODEXで、有田みかんの早和果樹園の秋竹社長と出合った。一生懸命に試飲を薦めては、お客様に感想を伺っていた。社長自らが、先に立ち現場で声を出して販売していた。試飲してみると「おいしい!」の一言。しばらく、その余韻に言葉も出ない。
僕は、今から三年前から有田の早和果樹園が気になっていた。なぜか。それは、ジュースにしても、三段階のランクをつけて、品質の違いを明確にアピールしている企業姿勢に共鳴していたからだ。クラス別に選果して、大事に商品を作っていると思ったからだ。
そして、今年のFOODEXで社長と名刺交換し、「ぜひ取り扱わせてください。違いの判る”スペシャルなみかんジュース”を売らせてください!」と懇願してきた。3月3日のことだった。
先方から僕にOKのメールが届いたのは、3月11日のことだった。あの地震直前に「早和果樹園」の営業の川神さんからのメールだった。直後から、地震の影響で停電となる。
川神さんにメールを返したのは、地震が幾分落ち着いた4月初旬のことだった。それから、取引が始まった。こちらが惚れ込んで、取引をお願いした商品は、販売でも力が入る。お客様に「こんなに美味しい”みかんジュース”はないよ。まずは飲んでみてよ!」と話してしまう。
秋竹社長から「みかんに対する執念とこだわり」を学び、実際に試飲してきて、僕自身がこのジュースのおいしさを実感したから、お客様にストレートに語ってしまうのだ。
僕のお薦めの有田みかん100%ジュースは、「味一しぼり」というブランドである。
この「味一」とは、有機栽培で糖度12度以上の高級みかん。和歌山県でも、園地や栽培者を指定して作られる高級みかんのブランドである。和歌山県でも「味一みかん」ブランド認定みかんは、数%しか認められない特別なみかんなのだ。
だから、はじめから「原料」が違うのだ。なかでも早和果樹園の取り組みは、際立っている。
まず、育て方にこだわっている。
(早和果樹園HPより ここから)
私たちは「味一みかん」を生産するために堆肥や有機肥料で栽培し元気いっぱいのみかんの樹を育てます。毎年安定したおいしさで生産できるように多孔質フィルムで土壌水分をコントロールする「マルチ栽培」をおこない、完熟みかんとします。
搾った時に、味をそこねる事のないよう丁寧に行われる選果作業では、光センサーで糖度と酸度を測り、一定の基準以下のみかんは使用しません。
農薬は防除基準以外の農薬は一切使用していません。
極力少ない散布をしていますので、安全で安心してお召し上がりいただけます。(自主的に残留農薬検査を実施し、安全を確保しています)
(ここまで)
そして、搾り方が明確に違うのだ!とにかく、搾り方にこだわっている。
(HPから ここから)
みかんのしぼり方は、「味一みかん」本来の素材を活かすために、皮をむき中のフクロごとしぼるチョッパー・パルパー方式という珍しい方法でしぼりあげました。
特徴は皮の油分が入らないため、品質の劣化が少なく、逆にパルプ分が多く入っているのでとろみが増し、のど越しがよく、甘くてこくがある充実感あふれるジュースになっています。
(ここまで)
つまり、「皮をむき、袋ごと搾る」だ。という画期的方法なのだ。ま、ここまでやるのかといった徹底したジュースなのだ。
その味一みかんを惜しげもなく使用した「スペシャルジュース」なのだ。
720ml瓶一本には、年間生産量の約数%程度しか得られない有田の高級みかんブランド「味一みかん」が約30個分も搾り込まれているのだ。まさに本物なのだ。
カネトク酒市場は、ストレート100%ジュースにこだわってきた。季節に応じて「超美味なストレート100%ジュース」を取り扱ってきている。また、強力なブランドが加わった。本物志向の「高級みかんジュース」である。
●紀の国 有田 100%有田みかん果汁 「味一しぼり」
(720ml) 1,250円
ただ今、カネトク酒市場で絶賛発売中だ!
「おいしい!」という言葉から、そして笑顔から「しあわせ感」が伝わってくる。