創業者小西徳次郎 27回忌法要 |
今日、創業者小西徳次郎の27回忌法要を菩提寺である安養寺で営んだ。祖父は、明治42年(1909)生まれであるから、生きていれば102歳ということになる。
今回の法要は、なかなか家族間のスケジュールが会わず、本来は命日の5月16日に営むはずであったが、遅れてしまった。冠婚葬祭の本には、「命日から遅れての開催は好ましくない」と書かれてあったが、いたしかたない。墓前に遅れたことをお詫びした。
娘は、おとといから登山部の合宿で森吉山に行っており、もちろん部活優先のため法要欠席である。父は、午後から、大曲昭和7年会の「傘寿を祝う日」と重なったため、午前中の法要にした。
そのため法要会席は、午後7時からという変則日程となる。小西徳次郎は、当時経営するカネトクデパート4Fの大食堂の隣に、大曲で最も早く洒落た「フランス料理レストラン」も開設(昭和43年)したとおり、時代の一歩先を歩む「進取の精神」の持ち主だった。
その開店の前夜に家族で、ナイフとフォークを持って「フレンチ」を食べたことが忘れられない。だから、今夜の法要会席も、フォーシーズンで先人を偲んで「フレンチ」で27回忌の法要会席である。
先祖の供養は、家族にとって大切な儀式であり、先人を偲ぶことによって「今があること」を再確認をし、「より頑張る」ことを墓前に誓う場でもある。そして子供達には、先人のことを語り、何を一生懸命に取り組みやってきた人か、その積極的な姿勢を伝えていかなければならないと考えている。
33回忌法要までには、墓前に僕が「一生懸命に取り組んできたことの成果」を報告できるよう精進していきたい。