本格派の「チョコレート・ビール」田沢湖ビール”チョコレート・ボック” |
夜も残業が続き、毎月恒例の同期会「十色会」へは、午後9時過ぎに顔を出す。割烹「大和」と蕎麦屋「真澄」をはしごする。大相撲「八百長」について熱い議論に盛り上がった。帰宅はまたしても午前様となる。
さて、今年も「オトナのバレンタイン」フェア開催中であるが、チョコレートビールの売れ行きが好調だ。サッポロ&ロイズのコラボ「ショコラ・ビール」は、在庫が少なくなってきた。この三連休でまとめ買いをするお客様が増えてきたからだ。
近年、日本の地ビールメーカーもこの時期「ショコラ・ビール」や「チョコレートビール」のオンパレードで力が入っている。商機を逃さず新たな商品に挑戦している。
中でもこれは本物と呼べる実に手の込んだ美味しい「チョコレートビール」といえるのが、田沢湖ビール謹製の「チョコレート・ボック」だ。
bock(ボック)ビールとは、原料であるモルトを大量に使用し、甘味のあるビールに仕上げるビールのスタイルをいう。もちろん、アルコール度数は高くなる。高級ビールのカテゴリーに入るスペシャルビールである。
実際、田沢湖ビール「W Chocolate Bock」は、通常の1.5倍のモルトを使用し、アルコール度数も7.2%と高く仕上げている。ゆっくりと静かに嗜むスタイルのオトナのビールなのだ。
原料のモルトには、評判の高いイングランド産のチョコレートモルトをはじめとして、上質なドイツ・バイエルンモルトなどを使用。
チョコレート・モルトというのは、モルトを焙煎し、その途中でカカオのような香りが出始めてくる。その瞬間に焙煎をとめたものだ。一瞬を見逃さず止める技術が必要なため、別名「ミラクル・モルト(奇跡のモルト)」と呼ばれている。
さらにホップには、世界最高品質のチェコ産ファインアロマホップ「ザーツ・ザーツ」を贅沢に使用するこだわり方だ。
だから、僕は「本物仕様のチョコレート・ビール」と別格視する。
このビールは、口の広いワイングラスで飲んで欲しい。なぜなら、焙煎したチョコレートモルトが醸しだすカカオのような香ばしい香りとスゥイートな味わいが楽しめるからだ。
これこそ、オトナのソフィストケートされたビールだと思う。オトコが喜ぶビールだ。
・田沢湖ビール「W Chocolate Bock」(チョコレート・ボック・ビール)
330ml限定品 945円