サマーロゼを楽しもう! |
今日も快晴のいいお天気!朝4時起きで依頼の原稿を仕上げる。天気が良けりゃ気分も爽快となる。昨晩は、北日本花火興業で、「大曲の花火100年特別番組」依頼発注花火の最終の詰め。睡眠不足も、雲ひとつない青空が解消してくれる気分でもある。
今日、鳩山総理大臣「辞任」のニューズ。そして小沢一郎幹事長も「辞任」という。政治は、選挙のためにあるものといった政治家の考え方が、よーく理解できた一日だった。
6月に入り、サマーワインも連日入荷中だ。これから暑くなる季節。重い赤ワインは、生理的にパスするようになってくる。僕の場合は。
夏になると、少し軽やかだが、赤の主張もある辛口のロゼを飲みたくなる。赤の主張が感じられるロゼは、混醸タイプではなく、セニエ法でしっかりと作った「ロゼ」ワインのことをいう。
つまり、アメリカやオーストラリア、日本のロゼは、圧倒的に混醸タイプが多い。混醸タイプとは、白ワイン98%に赤ワイン2%を混ぜ、ピンク風のロゼワインを作り上げるものだ。だから、テイストは、白ワインでしかない。色合いは「ロゼ」なのに。
それに対し、「セニエ」法は一般に「血抜き」法と呼ばれ、黒葡萄で醸し、ロゼ色に着色した段階で果皮や種を取り除き、あとは白ワインと同じ、低温発酵させる作り方だ。この方法では、100%赤ワインのテイストであり、赤の主張をグラスの中に十分に感じられる。
後者は、フランスでは当たり前のロゼ醸造法である。僕は、ロゼは基本的に裏切らない「フランス」モノが一番と決めている。ま、飲めば簡単にわかってしまうが。
このロゼは、「DUO MYTHIQUE 2008」。あのキュヴェ・ミティークの姉妹品だ。僕の大好きなローヌの品種「シラー」と「グルナッシュ」の2種類の黒葡萄から作られた本格的ロゼだ。ロゼになったため、赤いベリー系の果実味とフレッシュ感あふれる口当たりが魅力的だ。魚介類全般、鶏肉料理、オードブルに合わせやすい。テイストも爽快で、サマー・ロゼと呼びたい。
ここ2,3年夏に「ロゼワイン」が定着してきた。基本的にフランスのロゼは、肉にも魚にも合わせやすい。要は色ではなく、作り方でタイプがわかるのだ。騙されちゃダメである。
●DUO MYTHIQUE ROSE 2008 (750ml) 980円
プライスもご機嫌プライスだ!しかもスクリューキャップ。屋外のバーベキュー・パーティにはもってこいのロゼワインである。
僕のおすすめワインでもある。