高級山葡萄品種「小公子」の収穫 順調! |
小公子も完熟しており、昨日の雨で少し、実が割れ始めつつあるものも出てきた。しかし、絶好のタイミングでの収穫で、明日の午前中には、90%くらい収穫が完了する。
そして、明日9月5日午後3時からと午後8時からの2回、「小公子」の公開収穫を実施する。
午後3時からは、3名、午後8時からは、8名の方が、「小公子」収穫に参加していただける。うれしい限りである。昼参加の方は、葡萄園の全景や恐るべし土のやわらかさなど、見て実感することができる。また、夜のナイトハーベストでは、満月の中、不気味な保呂羽山中での葡萄収穫。なかなかできない貴重な体験となるものと思う。
どちらも、佐々木さんが収穫指導、僕が今年のワインづくりのコンセプトや方向性などを説明する。そして今年収穫したての「小公子ジュース」を飲んでいただく。これも収穫に参加した特権である。
佐々木さんと畑で打ち合わせをしたが、収量は予測より少し多い1.4トン前後になりそうだ。葡萄も8月花火以降の好天で、衛星状態のよい成熟した葡萄となった。病気の心配は、ほとんどない。
晩熟の「国豊3号」もチェックしてきたが、9月後半から10月前半の収穫になりそうだ。こちらは、「さくらワイン」の原料となる。これから、秋晴れが予測されており、さらに順調に完熟を迎えそうだ。
興味ある人に見ていただき、収穫に参加してもらう。そして、自分らが収穫した葡萄でワインが出来ていく。こうしたプロセスに参画することによって、よりそのワインに興味を持ってもらえるものと思う。
それと同時に、今年度産のワインの企画設計、計画、マーケティング計画も今日明日で、ほぼ完了する。昼は、畑。夜は、デスク。現場の順調さが、僕をはつらつとさせる。もう、企画設計が楽しくてしょうがない。