シェフズ・キッチン4日目 イタリア料理 |
本日のシェフズ・キッチンは、「アフタヌーン・ティ」から盛り上がった。両店とも気合の入った「アフタヌーン・ティ」だったからだ。リストランテ・ラ・グロッタは、既報の通りセット・メニュで本格的なドルチェと飲み物を用意してくれた。
サンタキャロットも自慢のピザを「アフタヌーン・ティ」で用意し、大好評だった。
夜のディナーコースは、本日も両店とも満席。両シェフとも気合が伝わってくる。どちらもメニュは、価格を越えている。お客様の満足感が伝わってきた。
秋田市のリストランテ・ラ・グロッタのセンス溢れる料理は、お客様を唸らせるものがあった。お見事な盛り付けは、アートである。シェフの佐藤さんは、繊細な感覚を持ち合わせている。いかにすれば、お客様が喜ぶのかを知っている。
片や地元大曲のサンタキャロットのオーナーシェフ松本孝一さんは、この日のために特別メニュを、試行錯誤の上、何度も練り直して用意した。松本孝一さんの集大成というべき、手間隙をかけた料理であり、流れであった。彼の挨拶の中で「一生懸命に考えました。そして一生懸命に料理を提供します」と宣言した。一生懸命さが伝わってきた内容だった。
ワイン・ビールもイタリアにこだわった。ピエモンテ、トスカーナ、カンパーニャといった銘醸地のワインを8種類用意。イタリアNO.1ビールのビッラ・モレッティも好評だった。ワインでは、ボルゲリが「美味しい!」とワインファンの間で、大好評。こういう催し物だから、最高のワインもセレクションしている。
お客様の反応もすこぶる良かった。「料理も飲み物も美味しい」「必ず来年も開催して欲しい!」「金額以上の贅沢を味わえて、シアワセ!」「この花火ウイークは、連日お金を使う。でも楽しい!」「芸術的料理を味わった。必ずお店に行きたい」など大好評だった。
先ほど、店舗に到着し、ブログを書く。まだ、午前0時前。今日中に更新となる。明日は、シェフズ・キッチン最終日。
創作日本料理の2店が登場する。角館・じん市と山の手ホテルがシェフズ・キッチンの最終日のトリを飾る。なお、「アフタヌーン・ティ」(15時から17時)は、ジンジャーにこだわる「グリーン・ロッジ」の高橋かおるさんが、ケーキやジンジャー・ティで腕を振るう。こちらも楽しみである。
僕は、今会社に戻り、明日の飲料メニュを思案中である。毎日、飲料メニュが変わる。シェフから提出の料理メニュを見て決定している。こういう作業は、ソムリエとして実に楽しい。お客様の喜ぶ顔が直接見れるし、料理とのマリアージュも顧慮して決めている。
さ、花火ウイークのシェフズ・キッチンもあと明日で最終回。よーし、あと一日がんばるぞ!その後は、ご当地グルメフェアに突入するが、僕は「完全大曲の花火モード」にスイッチが入る。