桜の散り際(5月7日~5月8日) |
今日は、母の日である。母に感謝の日である。昨日、県南総体「駒ケ岳」に出発した娘を送っていくとき、「母の日は山の縦走でいないけど、ママによろしく言っててね。プレゼントは帰ってから渡すって」と伝言された。
今年は、GW中桜を堪能させていただいた。早起き桜鑑賞だった。昨晩からの雨で満開の桜が一気に散った。今朝は、散った桜の花びらで、ピンク色の道が出来ていた。
これまた、美しい光景である。桜は、実に様々な表情を演出してくれる。どのシーンも心が惹かれる。
蕾が膨らむ頃、いつ咲くのかと心が踊る。咲き初めの「今年も咲いたっ!」という喜び感。3分、4分咲きでピンクに染まり、気分が高揚する。7分咲きで桜の「色香」を醸し出し、満開の桜に我を忘れる。そして散りゆく桜に「はかなさ」を感ずる。さらに若葉に浅黄色の眩しさを感じる。
約10日の間、桜は人生に例えられる表情を魅せてくれる。これほどまで、鮮やかに、儚く、人々を魅了する木は、桜をおいてありえない。日本人の「心の風景」だからである。
昨日(朝は晴天)の散り初めから今朝(雨)にかけて一気に散った様の大曲小学校裏側の写真である。