速報!秀よし2011年雫酒オークション カネトク酒市場(当店)が最高額で落札!! |
今年で第7回目を迎える「秀よし 雫酒オークション2011」が今日午前10時より、大仙市中仙町の秀よし蔵元鈴木酒造店で開催された。
当店カネトク酒市場は、この「秀よし 雫酒オークション」に第1回目の2004年より参加している。なぜなら、3月中旬で仕込が終了し、出来立ての最高に手間隙をかけた究極のサケ「雫酒」の利き酒が出来るからだ。
販売方法は、すべて斗瓶(18ℓ)ごとに出品し、その価格を酒販店や百貨店のバイヤー、日本酒専門店の参加者に入札をしてもらう。そして落札者だけが、その最高品質のサケを手にすることが出来る。酒造店蔵元としては、実にユニークな発想であり、参加者に平等に機会を与えるシステムに、僕は共感し、興味を持った。
今年は、東日本大地震のため首都圏からの参加者はほとんどいなかったが、県内の熱心な酒販店を中心に約50名が集まった。
全部で40の斗瓶が出品された。同じタンクでも汲み取る場所によって若干のニュアンスが異なる。タンクは10タイプで40点の斗瓶から吟味していく。
昨年から、INAO規格のテイスティング・ワイングラスが利き酒用にグラスになったため、香りやテイストがわかりやすくなった。
今回は、まず10タイプの1種類ずつチェックする。そこで僕が欲しいサケをピックアップして、そのタイプに集中して利き酒していく。
秀よしでは今年のオークションから「石沢杜氏のコメント」や酒分析表が配られた。僕は、最初はそれをすべて無視し、チェックしていった。それらのコメントを見てしまうと頭にインプットされ先入観が入ってしまうからだ。
しかし、ブラインドテイスティングで僕がお気に入りだったサケは、石沢杜氏もイチオシのサケと一致する。
(石沢杜氏と一緒にパチリ。いつもミーハーチックですみません(笑い))
僕は、今年も「大吟醸」と「純米大吟醸」の2種類を入札した。しかも、あえて異なるタイプのサケをセレクションした。僕が飲んで、「抜群に超美味しいサケ」である。
昼食時にオークション結果が発表となった。
(挨拶する蔵元、19代目鈴木直樹社長)
その結果、今年もめでたく、当店カネトク酒市場が最高入札額で落札した!
その瞬間、安堵すると共に、このサケを飲んでいるお客様の満足している、あるいは喜んでいる顔が浮かんできた。それこそ、弊社の理念「しあわせ感の創出」を具現した最高に贅沢なサケであることを保証する。
入札の酒の一つは、秀よしが今年度の新酒鑑評会に出品するサケだった。見事的中した。そのうちの数本だけ、特別に「生酒」として特別仕様で販売したいと考える。
カネトク酒市場では、7年前からオークションで落札した最高に感動した「泣きたいくらい美味しいサケ」を『感涙の雫』と名づけ超限定販売している。1本の斗瓶からわずか24本~25本(720ml)しか取ることができない稀少な、超レアなサケとなる。
今回の「雫 オークション」で最高金額で落札した頂点の特別超限定「生酒・原酒」の概要は、明日のブログで発表したい!超ご期待ください。