KONYのブログ 600号 |
多くの方々に訪問していただいている。感謝申し上げたい。
「ほぼ毎日」というファジーな枠組みの中で、なんとか「ほぼ毎日」書き続けたことは、僕にとって自信になった。また、多くの方々からのレスポンスをうれしく思っている。
初めて会った方からも「小西さんのブログ読んでおります」とか「八代の花火の感想ためになりました」とか会話が弾む。
こうしたコミュニケーション効果が、始める前とでは全然違う。また、自分自身の行動や考え方、会社の方向性なども「記録」として把握できる効果があった。
なんといっても、「注目してます」とか「次は何をやってくれるのか楽しみです」といったレスポンスに張り切っている自分を発見できた。
「注目されているという意識が生産性を高める」という効果は、【ホーソン効果 】と名付けられている。
日本一読まれている経済メルマガ「平成進化論」の鮒谷周史氏が、その「ホーソン効果」について興味深いことをメルマガに記していた。引用し紹介したい。
(ここから)
■「見られている」と思うだけで、行動は変わっていくこと、
これは私も日々、こうして情報発信をしているから、
本当によく分かります。
注目されている、ということが分かると
頑張ろうとするのが人間なのです。
■そして実は、これは長い間やってきて分かってきたのですが、
自分を見てくれている相手の数は、あまり関係ないように
思われます。
数人であれ、十数人であれ、数十人であれ、
あるいはそこを超えて数百人、数千人、数万人、
何人であっても自分を見てくれている人がいる、
というはっきりとした確証がありさえすれば、
見てくれている人数はあまり関係なさそうです。
■私にしても、
そもそも、
友人5人とか10人に同時送信で送るメールとは違って、
数万人、数十万人が対象のメールマガジンでは
相手の顔も見えず、具体的な読者像をイメージすることも
できません。
しかし、
「少なからぬ誰かが、必ず読んでくれている」
と感じるだけで、ホーソン効果のようなものが
得られてしまうようなのです。
■極論すると、この「平成進化論」を数名くらいしか
お読みくださっていなかったとしても
「読まれている」と思って配信しているから、
ちょっとは頑張らないといけないな、などと思うのです。
■人間には好不調の波があります。
頑張れるときもあれば、力が入らないときもある。
調子のいい日もあれば、落ち込んでいる日もある。
しかしこの「見られている」効果を活用することで、
(感覚知として)絶好調時のおよそ40%ないし50%程度まで
パフォーマンスが落ち込むことはあっても、
決してそれ以下にはならないのです。
■まるで気が乗らない日でも、
メルマガを配信して、読んでくださる方がある限り、
「絶対に活動を止めてはならない」
「最低限、何かを学び続けないと」
「何か行動していることを示していかねば」
「強がりでもいいから、頑張っているように見せよう」
と思って書いているうちに、
気持ちも盛り返してきます。
気分の落ち込みに対するストッパーをかけることが
できるようになるのです。
これはおそらく情報発信している人だけが
わかることでしょう。
■私の年下の友人に、この効果を活用して
司法試験に受かった人があります。
彼は「司法試験受験日記」みたいなかたちで
発信し続けていました。
同様に、この手法で社内のトップセールスに
なった人もありました。
■「自分は何を目指しているのか」を開示し、
発信を継続することで、注目を集めれば、
やる気も、集中力も継続力も向上する。
そして生産性も上がる。
やらない手はないのではないでしょうか。
(ここまで)
鮒谷氏には、及ばないが僕も少なからず「ホーソン効果」をプラス材料にしているのかもしれない。
まずは、一区切りの600号。毎日15分~20分くらいの時間を取り、ブログを書いているが、これを一気に書くとすれば大変な量であることに気付く。
仮に一日20分ブログに費やすとすれば、20分×600号=12,000分。時間換算にすれば200時間投入されている計算となる。文字数にすれば、数え切れない。こうした蓄積が、自らの「信念」や「方向性」を確かなものにしていっている。
ブログの効用である。「継続は力なり」とつくづくと思う。
鮒谷氏よろしく、
「絶対に活動を止めてはならない」
「最低限、何かを学び続けないと」
「何か行動していることを示していかねば」
「強がりでもいいから、頑張っているように見せよう」
と、「いいこと」のみをこれからも書き続けていきたいと思う。僕の「いいこと探し」の日々が続く。