いよいよ明日、大曲の花火100周年記念大会! |
ほぼ準備は完了し、あとは「大曲の花火」を期待して、楽しみにしてくる人たちを待つだけである。
大曲では、今日から様々なイベントが繰り広げられている。丸子橋横の広場では、秋田県食ネットワーク協議会主催の「B級グルメ屋台村」がオープン。横手やきそば、神代あいがけカレー、カレーウーメン、本荘ハムフライ、秋田かやきなど10の屋台が出店する。
また、今晩は「前夜祭 お祝い花火」と称し、金魚花火やナイヤガラ、打ち上げ花火(4号まで)が丸子川沿いで20:00頃打ち上がる。
場外も大盛り上がりである。
また、8月28日花火当日、花火鑑賞士会主催による花火セミナー会場である、秋田県立技術専門学校前駐車場では、「秋田県南まるごと"食”の祭典」では、20ブースが出店し、秋田の味覚をアピールするとともに、販売会を開催する。
大曲花火通り商店街の「花火庵」でも花火セミナー開催。同時に花火グッズの販売会も開催されている。
8月28日当店(カネトク酒市場)前では、仙台牛タンの超有名店の「利久」が特別出店!!おなじみ「網焼き牛タン」をはじめ、牛タンづくしのメニュー満載で、東北のグルメが満喫できる。さらに地元の「串っこ本舗・丸一食品」も黒毛和牛牛串焼きや帆立焼き、きゅうりからし漬けなどを展開。さらにカネトクならではのワインのグラス売り「大森ワイン」(秋田の地ワイン)の販売会やビール販売なども開催。また。郵便局の「大曲の花火切手」販売出張所もありと、賑々しく店頭前も盛り上がる。
店内では、当店オリジナルの花火グッズを「超大量陳列」と気合が入っている。大人気の花火玉あられ、火薬豆、爆発豆,津雲優の「花火テーマソング」CD、大曲の花火DVD、Tシャツ、花火グッズ小物、ネクタイなどなど花火関連商品も取り扱う。
ビールや飲料水冷蔵庫温度を3℃に設定し、ギンギンに冷やし提供するように指示する。
僕の場合は、当日は「大曲の花火」総務部の仕事に従事するためため、当日会社を留守にする。だから、超忙しい店舗や外商部の仕事は段取りを徹底して指示している。すべてをお任せしている。
さて、一昨日書いた毎日新聞秋田版の幻の原稿は、「”大曲の花火”100年に一度の花火」というタイトルで書いたものだ。このブログ上で公表したい。
(ここから)
毎日新聞 木曜の窓 「“大曲の花火”100年に一度の花火」
「大曲の花火」まであと2日。今年は、「大曲の花火」100周年を迎える記念すべき大会となる。語り継がれる歴史的大会となろう。新たな100年への第一歩ともいえる試みが多くなされているからだ。
「大曲の花火」は、日本で最高峰の競技大会である。内閣総理大臣賞が、夜の部の総合優勝者に授与される。今年は、記念大会ということもあり、選ばれし日本最高レベルの27社の出品作品には意気込みを感ずるタイトルが多い。割物の部の課題玉は、三重芯以上の芯入り割物と規定されているが、そのうち15社が四重芯、2社が五重芯と大曲でしか見られない日本最高芸術の多重芯のオンパレードである。まさに「天上決戦」である。大曲発祥の「創造花火」は、タイトルをチェックしただけで、今年は心が躍る内容である。花火師の気合が伝わってくる。
競技大会だけでも目が離せないが、今年の余興花火はすべて「テーマ別」に特別番組仕立てとなっており、かつてないエンターメント花火が満喫できる。花火芸術の粋が堪能できるといってよい。「祭囃」「伝統」「感謝」「優美」「躍動」「歓喜」「挑戦」「賛歌」「郷愁」と9つテーマが設定され、そのタイトルにあった音楽とシンクロさせたワイドスターマインも見所である。大曲の花火では初めての「昼花火ワイドスターマイン」(祭囃)や大会提供番組「挑戦-新たなる100年の始まり」に期待が高まっている。
今年絶対に見逃せない花火がある。競技花火終了後に予定される100年特別番組「ふるさと賛歌-大曲の花火100年」である。三部構成で演出するが、第一部では、明治・大正・昭和・平成の名作品を打ち上げる。第二部、第三部ではわがふるさとへの「大いなる花火賛歌」を幅550メートル使い、5分12秒2093発の演出構成で展開する。まさに100年大会にふさわしい花火叙情詩といえる内容の花火となる。
大曲の花火100周年の年に巡り合せた幸運に感謝したいと思う。今年の「大曲の花火」は、最後の最後まで目が離せない!多くの皆様のご来場を心からお待ちしている。
( 大仙市大曲在住)
(ここまで)
それでは、皆様いよいよ明日は「第84回全国花火競技大会 大曲の花火」。
お気をつけて、大曲入りして欲しいと思う。そして、「大曲」を一日中楽しんでください。
心よりお待ちしております。