速報 第8回男鹿日本海花火大会は、8月21日に順延。 |
楽しみにしていた「第8回男鹿日本海花火大会」。今日の秋田県地方は、雨の確率80~90%と夜半にかけて高く、また雷警報も出ている。男鹿日本海花火大会実行委員会では、早朝より協議の結果、翌日の天気もすぐれないことから、1週間後の8月21日(土曜日)に開催することになった。
先日の新聞にも掲載されていたが、今年より一般入場者も有料500円として、大会運営費を賄っていく。昨今、景気低迷でこれからも一部の有力スポンサー頼みでの運営には限界との判断。「みんなで打ち上げよう、男鹿の花火」と謳い、鑑賞者や車での来場者(駐車料金2,000円に値上げ)からも徴収し、「花火大会の質を落とさず、男鹿ならではの”個性的な花火劇場”を維持するために必要な措置」と苦渋の決断を下した。
実行委員会のこの勇断に拍手を送りたい。なぜなら、「花火の質を落とさず、個性的な花火大会を作り上げていく」とのメッセージを表明したからだ。そのため、その芸術的花火大会を鑑賞する皆様からも、鑑賞料金をいただくものだ。理にかなっている判断だ。
こうして、一丸となって、「男鹿の花火」を盛り上げていこうという決意の表明である。花火ファンの中にも、東京の宮本さんはじめ「男鹿花火応援団」が結成されている。その芸術的花火のセンスに涙を流すファンが多い大会でもある。
一週間の順延にはなったが、最高のコンディションで見せたい、主催者の思いも十分伝わる。一週間後は、「大曲の花火・100年レセプション」と重なるため、男鹿にはいけなくなったが、今年からの「男鹿日本海花火大会」は、新たな模索が始まる大事な大会となる。期待している。