新作花火コレクションは、今週の土曜日開催! |
実行委員会では、最終的な準備段階に入っている。今日、週間天気予報が発表になった。大仙地方の土曜日は、曇りのち雨。今年で19回目を数えるが、今だかつて「雨」だけはない。週間天気予報なので、外れてくれることを祈るばかりである。
この季節に雨が降ると困るのは、地盤が雪のため、雨が降られると「霧」が発生しやすくなる。「霧」が発生すると、上空に打ち上がる花火が、見えなくなる確率が高くなるからだ。また、雪が解けて足元がぬかるむ状況になる。この時期は寒く、体が濡れると長い時間いられなくなる。そんな悪コンディションが予想されるからだ。
心配の種は尽きないが、今まで18年間、花火の時だけはなぜか「晴れる」というジンクスが生きている。今年も、その時間はなんとかなると信じている。
さて、今日から「新作花火コレクション2010」について数日に分けて、記していきたい。
まずは、今日はインターバル花火とファイナル花火について最新情報をお知らせしよう!
今年の選抜花火作家は、23人。
プログラムでは、競技の中に、インターバルタイムを2度取り、インターバル花火を打上げる。
まず、初めのインターバル花火は、恒例となった「大玉割物花火競演」(プライベート花火)である。このプライベート花火は、大曲花火倶楽部で、打ち上げ協賛者を募集している。1発2万円で、大玉7号玉が「メッセージ」付で打ち上がるもの。その協賛者には、2名様が特別席で鑑賞できる。バス送迎、食事つきで、ゆっくりと2人で「新作花火コレクション」を暖房付のテントで見ることができるのだ。これは、花火好きなカップルにはたまらない特別シートなのだ。しかも、自分だけの花火がアナウンス付で打ち上がる。毎年、いろんな「思い」、「願い」、「感謝」を相手に伝える素敵なプライベート花火が打上げられ、様々な物語が展開されている。
昨年は、ご存知の通り、このプライベート花火を大口で発注され、プロポーズされ、満願成就した例もある。あのシーンは、永遠にこの大会で語り継がれるだろう。そもそも、本人たちが、昨年めでたく結婚された際、本籍を会場である大曲ファミリスキー場の住所にしていただいたほどなのだ。
今年は、夫婦となって2人でまた来てくださる。そして昨年の「結婚報告」の花火を2発打上げてくださる。ありがたい、感謝したい。
このプライベート花火は、明日3月17日を持って締め切る。申し込みたい方は、大曲花火倶楽部電話(0187-62-6887)でも受け付ける。
少しPRとなってしまったが、こういう「お得な情報」を知らない人が多いため、改めてこのブログでも、書かせていただいた。
そして、後半のインターバル花火は、後半の「大玉割物花火競演」と特別番組である。
特別番組は、プログラムでは「感動をありがとう!バンクーバー・オリンピック」というタイトルをつけてあるが、実際の裏タイトルをご披露しよう!
「仮面舞踊会に現るコリアン・ボンドガール」である。つまりフィギュアー史上最高の決戦だった「浅田真央VSキムヨナ」を花火で再現しようというものだ。
音楽も浅田真央の「仮面舞踊会」とキムヨナの「007ジェームズボンドのテーマ」を使用し、2人の激闘をコミカルに表現する。赤の浅田。青のキムヨナ。花火では、真央のトリプル・アクセルにも挑戦するが、回転不足に認定されぬか心配でもある(笑い)。また、キムヨナのトリプル・ルッツ&トリプル・フリップの連続3回転など見所も用意し、最後にあのジェームズ・ボンドの銃を撃つポーズでキメる。うまくいったら大拍手といった興奮冷めやらぬあの氷上決戦を花火で表現する企画なのだ。お楽しみあれ!
そして、フィナーレ花火は、「大曲の花火100年-新作花火アーカイブス」と題して、ここ数年この新作花火コレクションに登場して、世の中に認められていった名作を数点ピックアップして打上げる。そして、2010年「大曲の花火100年」を祝い、盛大にフィナーレを飾るべき、豪華スターマインを披露する。
こちらは、通常の年のフィナーレ花火より、さらにボリュームアップして贈る「魂の花火」でもある。2010年「大曲の花火100年」記念すべきアニバーサリーイヤーでもある。アニバーサリー花火として、吟味した花火が春の大曲の夜空を乱舞する。
こうした競技外の特別番組も、エスプリの利いた「遊び心あふれる花火」と記念年の豪華絢爛たる「質の高い花火」を企画し準備を進めている。
こちらのほうも、期待して欲しい!
明日は、競技の見所をKONYの目でチェックしていく。