花火カレンダー2010発売! |
花火関係者、花火業者、花火愛好家、花火ファン、写真家、芸術が好きな人、花火が好きな企業家、花火好きな大曲の人々、などから愛され支持されている「花火カレンダー」の2010年版が2種類完成した。
おかげさまで、ほぼ95%は予約で、ただいま全国に向けて連日発送作業が続いている。今月中で、ほぼ名入れ注文の大口発送は終了する。
日本を代表する花火写真家、後藤芳次の作品からセレクションしている。後藤芳次は、花火の街「大曲」出身で大の花火好きである。彼を一躍スターダムにしたのは、1990年郵政省のふるさと切手に後藤芳次の「大曲の花火」が採用されてからだ。郵政省は全国の写真家に「大曲の花火」写真のオーディションの募集をした。その中から1点選ばれたのが、後藤芳次のあの名作である。1988年の大会提供「五色の花に乾杯」である。今では、大曲の花火のイメージ写真として、あの採用された写真が使用されている。この切手は、日本初の写真による花火切手の第1号となった歴史的切手でもある。
この年、僕は後藤芳次と知り合い、彼と「花火」の話題で語り合った。後藤もこの受賞をきっかけに、さらに全国の名花火を求めて、全国行脚するようになる。1ヶ月に数回、後藤と花火の話を肴にコミュニケーションをとる。とても楽しい時間である。
今年で、18年目を数えるが、1995年頃から、2種類の花火カレンダーをリリースしているため、通算では、32作品目、33作品目となる。原則的に、毎年今年度(10月~9月)撮影した花火写真から採用している。だから、後藤自身の当年の撮影の代表作品や力作が選ばれることになる。
今年も、莫大なフィルムネガ(約1,000点)からの選択となった。第一審査を経て、40点ほど絞り込む。その中から、季節性や芸術性、記録性、話題性の高い作品を選ぶ。今年は、7点ずつ2種類、計14作品を採用する。
さらに今年から、カレンダーの写真印刷品質を向上させた。つまりCTPシステム高精細印刷にこだわった。従来の175線から300線に精度アップしたのだ。だから繊細な光の軌跡をも忠実に再現できている。より「美しい花火写真」が表現できているのだ。写真家の後藤芳次の満足感も高い。
カネトク卸総合センター株式会社ハナビライブラリー事業部が手がける「花火カレンダー2010」は、すでに11月25日から一般向けの発売も開始となった。また、同時に全国発送も承っている。
毎年完売となる花火カレンダー。今年も残数が少なくなってきている。増刷はしないので、興味のある方は、お早めに申し込んでほしい。
◎花火カレンダー2010(日本の花火銘華競演)
◎花火カレンダー2010(日本の花火)
以上の2種類。いずれも大判A2判(縦60cm×横42cm)各枚数7枚。高級アート紙、表紙エスプリコート紙使用。一般売りは、各1部1,575円(税込み)で販売中。送料は別途で全国発送を承る。
詳しくは、当店ホームページを参照。http://www.obako.or.jp/kanetoku/
電話番号 0187-62-1750まで