プロポーズ花火の今井さんの「引き菓子」 |
その今井さんは、めでたくも今月14日の土曜日に、花塚朋子さんとゴールインする。結婚式を宇都宮で挙げる。うれしい話である。そして、彼女も先日の「花火鑑賞士」資格試験に合格し、晴れて夫婦揃って「花火鑑賞士」となった。まさに、花火が縁で結ばれた。しかも、「大曲」が今井さん夫婦にとっては、忘れえぬ「思い出の地」として永遠に心に刻まれるという。ありがたいことである。
今回の結婚式の菓子の引き物にと、当店プロデュース商品であり、また人気商品である「花火あられを使いたい」とご指名をいただいた。うれしいことである。
さて、今井夫婦は、「SPECIAL THANKS! 14.NOV.2009」とだけ入れてくださいと依頼してきた。
せっかくの「花火好き」の夫婦の依頼である。当社が張り切らないはずはない。「今井さんに玉名を僕に任せてください。そして結婚披露宴に参列するお客様一人ひとりの名前をお入れしましょう!」と提案させていただいた。
◎◎◎◎様 「昇段咲 愛の花園」と多くの花が一斉に開く「千輪菊」を「愛の花園」と命名させていただいた。常に上昇しながら、大きな愛を花咲かせていこうという意味を込めたものだ。
そして、いつでも飾れるようにその結婚式の日にちをわかるように、「スペシャル・バージョン」として誂えた。一人ひとりの名前は、書家であり、初代早稲田大学書道部幹事長である僕の父、安太郎が、魂を込めて揮毛した。活字では「思い」が伝わらない。硯で墨を磨り、小筆で 130名分書いていただいた。
依頼者である今井さん夫婦の「思い」が、参列者の皆さんに伝わってくれたら、僕らもうれしい。
また、彼らは参列者の寄せ書きとして、二尺玉(正式には尺玉)の模型を、大曲の小松忠信さん(小松煙火工業)に依頼している。まさに、花火づくしといった感がある。
最近、「花火あられ」を席札代わりに使用していただいたお客様もあり、その際にも父に手伝っていただいた。
こうした心に残る「演出」のお手伝いできただけでも、光栄である。今回のお仕事も、当社の新フィロソフィ(理念)である「しあわせ感の創出」をモットーに、喜んでくださるお客様の笑顔を想像して、一生懸命に取り組まさせていただいた。
今井さん、朋子さんお幸せに!
(この玉名の右側にひとりひとりの名前を書いていく)