北東北は、梅雨明けはせず、秋を迎える。 |
今日も、秋田市で開催される「雄物川花火大会」が雨のため延期となった。北日本花火興業がメインとなって行われる大会だ。午後6時で仕事を終えてから、秋田市の友人と午後7時30分から鑑賞の予定だったが、残念ながら明日に延びたため、僕は見ることができない。残念である。明日からは、お店のがんばり時で、夜9時まで営業で、お盆セールに突入する。
花火写真家の後藤芳次さんとも話したが、なかなか2009年は「花火日和」の日は少ないという。期待していた赤川花火も雨。10号玉以上の割物は、煙や雲の中といった状況。いくら一期一会とはいえ、コンディションが悪ければ、鑑賞もあきらめるしかない。天候にはかなわないのだ。
週間天気予報によれば、お盆の13日、男鹿日本海花火の14日も雨マーク。鑑賞する花火愛好家も残念だが、花火会社はもっと残念に違いない。「最高の条件の下、いい花火を披露したい。そして喜んで欲しい」と思っているからだ。雨が降れば、その喜びも半減してしまう。雨が降れば、お客様が少なくなり、大会につきものの屋台の売り上げも半減する。もちろん、生ビールやカキ氷などの水物は売れない。経済波及効果もダウンするのだ。僕は、花火大会は、そうした会場全体の雰囲気なども大事な要素と考えている。
それにしても、こういう年も珍しい。今から地元「大曲の花火」の天気が心配でたまらない。あと、大曲の花火まで12日。カウントダウンは始まっている。花火大会は、天気がよけりゃ、90%は成功なのだ。
エルニーニョの年は、台風が連続的に発生するらしい。今夏も台風が多いという予報どおり、お盆前に日本中に大雨をもたらしている。例年この時期、炎天下の元開催されている甲子園大会も、昨日、今日と2日連続雨のためノーゲームになり、順延となった。日本中フツーじゃないおかしな天候な2009夏である。
「大曲の花火」で、2年連続して雨というのは、よくある話だ。ちなみに、この10年間雨の日が4回あり、確率的には雨が40%と高い。
昨年のように、史上初の最高気温が20度を切るという18度ということはないだろうが、あまり暑くはならないという予報が出ている。ただし、台風の間に挟まった場合は、フェーン現象という予期せぬ高温もありうる。この時期は、毎年こうして、天気図とにらめっこし、気象予報士よろしく自分なりに推測しながら、当日のお天気を予測している。
それにしても、今晩は残念な雨だった。今晩は、会社に戻り「大曲の花火大会」の会社の人員ローテーション表を作成する。晴れることを祈りながら。